国産天然蜂蜜【はちぐみ 】養蜂学校

ミツバチの台風対策~千葉県の台風被害~

2023年9月8日

台風13号の影響で関東地方を含む広い範囲で大雨となりました。

 

床上25㎝の浸水により、様々な家具・家電、そして車がおしゃかになった

2019年の台風も記憶に新しく、ひやひやと過ごしました。

 

幸いにも我が家は特にこれといった被害はありませんでしたが、

一夜明け周囲の見回りに行くと冠水や土砂崩れの被害多数。

様々な場所で片付けにおわれる人々の姿が見受けられました。

 

皆様のご自宅や職場等での被害はいかほどでしたでしょうか?

1日でも早く日常が戻ることを祈らずにはいられません。

 

 

ミツバチの台風対策

 

さて、自宅に被害がないとなるとまず心配すべきは巣箱の安否です。

 

ミツバチの巣箱、台風の時はどうするのか気になりますよね。

屋内にしまうのかな?飛ばされないように固定するのかな?

はちぐみではシンプルにそのままです!!

 

以前は屋根が飛ばないように紐で縛ったりなどもしていたのですが、

屋根が風をもろに受けてしまい、煽られ、巣箱ごとひっくり返るなどの

被害があったため、現在では重し(コンクリートブロック)を乗せる

程度の対策に留めています。

 

巣箱 ブロック

 

今回の台風ではとにかく土砂災害が多く、道路の陥没などで

蜂場まで迂回、迂回で向かわなければならない所も。

さらに1つの蜂場は浸水被害があったようで巣箱の半分ほどの高さまで

水があがっていた痕が残っていました💦

 

陥没 道路 台風13号

巣箱 水没

 

ドキドキしながら巣箱を開けるとミツバチさんたちは元気に活動中!一安心。

水に浸ってしまったところの蜂児(蜂の幼虫)は溺れてしまったか、

冷えてしまって成虫にはなれないかもしれません。

様々な問題で巣の中で死んでしまった幼虫は、腐敗し病気を蔓延させる原因と

なる可能性があります。

常ならば私達がわざわざ手を加えずとも、元気な蜂達が掃除をするのですが、

被災しコロニー全体の体力が落ちてしまっている可能性が高いので、

今後の様子を慎重に見守り、フォローをしていく必要がありそうです。

 

ひとまずは巣箱ごと流されてどこにいったか分からない・・といった

状況ではなかったことに感謝しつつ、次なる問題!秋のスズメバチ対策の方に

力を注いでいこうと思います!

 

スズメバチ対策の詳細はまた後日✋

 

 

この記事を書いた人

相京 ゆきの

千葉県大多喜町で夫婦で営む養蜂場「はちぐみ」を運営。
おじいちゃんに美味しい蜂蜜を食べてもらいたいという想いから24歳で養蜂の道へ。
天然蜂蜜の美味しさや貴重さ、ミツバチの人間への貢献について知ってもらうべく、養蜂スクールや出張養蜂講座などの活動も行っている。
【日本はちみつマイスター協会認定講師】

この著者の記事一覧

関連情報

国産天然蜂蜜 | はちぐみ | 養蜂学校

国産天然蜂蜜【はちぐみ 】養蜂学校

千葉県大多喜町に位置する【はちぐみ】では、自家採蜜した蜂蜜を販売しております。「何も足さない、何も引かない」ことにこだわり、余計な加工は一切せず、本物の蜂蜜をお届け。季節ごとの花により、採れる蜜は様々な色・味・香りとなりますので、その時々の味を召し上がってみてください。ご自宅用はもちろんのこと、プレゼントにもおすすめ。

屋号 はちぐみ
住所 〒298-0265 
千葉県夷隅郡大多喜町小田代524-1
営業時間 9:00〜17:00
定休日 不定休
代表者名 相京ゆきの
E-mail info@hachigumi.com

コメントは受け付けていません。