ハチミツを食べる蛾
ミツバチ関係で良く語られる蛾と言えば、
ハチノスツヅリガ(スムシ)と呼ばれる巣を食べてしまう
蛾ですが、今回紹介するのはハチミツを食べにくる
「メンガタスズメ」という蛾です。
大昔から巣内のハチミツを狙っていたらしく、
古い資料にも「蜜ヲ食ベニ来ル蛾」と書いてあります。
特徴としてはミツバチの女王蜂と似た臭いのフェロモン
を出しミツバチの巣に侵入します。
そして巣内に溜めてあるハチミツを食べるのですが
時折ハチミツに夢中になりすぎてミツバチに侵入が
バレてしまい、退治されてしまったメンガタスズメを見かけます。
メンガタスズメの名前の由来は背中の模様。
民族が作ったお面のような模様が由来です。
棒で突くとピィ!!と鳴いたり
ジジジ…と威嚇をしてきたり。
ハチノスツヅリガと比べると養蜂業的には
被害が少ないので良く見逃してしまします。
(とは言え、生きてる個体はまだ2回しか見たことないのですが…。)
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