国産天然蜂蜜【はちぐみ 】養蜂学校

ハチミツを食べる蛾

ミツバチ関係で良く語られる蛾と言えば、

ハチノスツヅリガ(スムシ)と呼ばれる巣を食べてしまう

蛾ですが、今回紹介するのはハチミツを食べにくる

「メンガタスズメ」という蛾です。

大昔から巣内のハチミツを狙っていたらしく、

古い資料にも「蜜ヲ食ベニ来ル蛾」と書いてあります。

 

特徴としてはミツバチの女王蜂と似た臭いのフェロモン

を出しミツバチの巣に侵入します。

そして巣内に溜めてあるハチミツを食べるのですが

時折ハチミツに夢中になりすぎてミツバチに侵入が

バレてしまい、退治されてしまったメンガタスズメを見かけます。

メンガタスズメの名前の由来は背中の模様。

民族が作ったお面のような模様が由来です。

 

棒で突くとピィ!!と鳴いたり

ジジジ…と威嚇をしてきたり。

 

ハチノスツヅリガと比べると養蜂業的には

被害が少ないので良く見逃してしまします。

(とは言え、生きてる個体はまだ2回しか見たことないのですが…。)

この記事を書いた人

相京龍太

養蜂スクール「はちがっこ」にて実技を担当。
自身の経験や失敗を生かし指導を行っている。
養蜂家の研修の場、はちぐみ養蜂衛生会議
を開催し養蜂技術の普及に努める。

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